~今、ここからひっくり返そう~

 わたしは、ほとんどの政治家が持っているものは持って無いです。地盤看板カバン無し、世襲無し エリートでも無い バックも無い 宗教も無い 子ども4人持った、ただのシングルマザー、主婦です。

 もらい子だった私の人生は、’無い’事が最高の生涯教育でした。貧困差別で学生時代に自殺しようとした瞬間、脳裏をよぎったのは血が繋がらなくとも私を育てた亡き養祖母の笑顔でした。熱量を持った大人の存在でヒトは生きられるのを私は知っています。わたしのペースで、わたしのサイズで一歩出すこころ数珠繋ぎが出来る社会へと、わたしはあなたで、あなたはわたしで、わたしがわたしたちへ、ひとつに統合する本来のわたしたちの政治を共に始めませんか?

 私が生まれた1976年は日本の高度成長が始まり、ベトナム戦争特需の追風に乗り、重化学工業化と高度成長を実現した頃です。一方、その間農村部の解体が進みました。小農民は保護打切り、離農せざるを得ず、新たな産業を求め、農村部が安い労働力供給源へと移行しました。若者を奪われた集落は少子高齢化が進み、郷里を捨て街に出た人たちは孤立し、個人と分断されたのが、今の社会です。

 そして、その二つの極を生きたのが私です。地方の衰退も、個人の孤立も、わたしたちの行ってきた政治の選択によるものです。現世代の選択が次世代の未来の一部を決めるという現実です。

 昨年の自殺者は過去最多の2万2千人、虐待も過去最多の22万人、不登校児童の24万人超えは、わたしたちが命と身体でしわ寄せを被っています。権力や肩書’有る’政治家に任せる時代から、’無い’を知っているわたしたちこそ政治参加し、わたしたちが、わたしたちによる、わたしたちのための政治を始めましょう!

誰か1人の勇気が、誰か1人の一歩に繋がっています。

先行投資を続ける大人の輪は、次世代に必ず繋がります。

誰にでも居場所と出番がある社会、社会が私自身を肯定する社会にひっくり返す最大のチャンスです。わたしたちの本来の姿を取り戻す政治づくりを共に今、ここからひっくり返していきましょう!ご一緒に乱舞、遊びまくりましょう♪光燦々愛燦々🍎 

立憲民主党福井県第1区総支部長 西山りえ九拝