今、ここからひっくり返す政治を始めます。

🍎人権・教育をひっくり返す

高度成長期を経て今では、都会でも田舎でも、閉塞的に一生を送る人が増えています。教職員や保育士、介護士のケア産業等、ブラックな働き方、いつまでたっても非正規雇用形態から改善されない状況に、昨年の自殺者は過去最多の2万2千人、虐待も過去最多の22万人を創り出しています。

教育委員会制度が改正されたことにより、行政と教育委員会が対等だったのは昔の話となり、行政の権限が強く、教育委員会の独立性が保たれにくくなっているのが現状です。

そのしわ寄せは誰が被っているかは明白です。こどもたちがどんどん萎縮し、ひきこもり不登校児童は過去最多の24万人を超えました。つまり、社会問題を個人が引き受けている状態です。社会の構造的な課題がいつしか、個人の問題にすり替わり、個人を追い込み、わたしたちは他者を切り、自分を責め、命と身体で代償を払う時代に突入しています。

そもそも人権と教育という、人の在り方、ヒトの生き方の抜本的な見直し時期が来ています。わたしがわたしらしく生きられる社会、あなたがあなたらしく生きられる社会。わたしはあなたで、あなたはわたしで生きられる社会。ヒトが生きて死ぬまでの人生の過程を通し、生涯教育できる環境づくりの実現に変革します。

🍎外交をひっくり返す

今世界でロシアとウクライナの争いを停戦に持って行けない状況と同様に、スマホ、パソコンを1人1台持つ時代になっても、心は戦火です。日本ほど、あくせく朝から晩まで働き、平日も週末も余裕なく仕事をしているというお国柄にも関わらず、経済は衰退し、わたしたち国民は疲弊困憊です。

これは、現在の外交がアメリカに依存している事が大きな要因です。わたしたちはアジアに位置しています。遠くの親戚より近くの他人と言うように、まずお隣さんと仲良くし、アジアで信頼を深める事が大変重要です。今の戦争を停戦に導く外交を、原爆を2度も体験している日本だからこそ、アジアの永世中立国としてリードできるとわたしはみています。日本国内に鬱積したこの回らない経済は、周辺地域との信頼を築き、深める事でバランスをとらせます。そうすることにより、国内の経済循環が生まれます。再び世界と対等に歩く自信を取り戻す筋道をつけていきます。

🍎生活をひっくり返す

税収過去最多が3年連続更新され、昨年は初めて70兆円を超えました。過去最多の税収という事は、過去最多で国民に負担を強いているという事です。この経済が回らない状況で、しかも物価高で、さらに来月からはインボイス制度まで開始されます。ストップインボイスのオンライン反対署名が52万署名を超えました。インボイスが発生するだけで計算上、1カ月の賃金から10%が差し引かれるようになります。ただでさえ、雇用が不安定なフリーランスは益々お金を搾り取られ、社会保険が不安定な業種が淘汰されていく法律を何故施行させるのか。

立憲民主党は昨年財務省にインボイス廃止法案を提出し、廃止を求めています。今後も引き続き強く、ストップインボイスを強く要請していきます。

物価高に加え、ガソリンも高騰し、わたしたち市民の生活では倒産が相次ぎ、これ以上もちこたえられません。ガソリン代が上がるれば漁業、農業、林業といった第一次産業を直撃します。ただでさえ物価高で飼料も高騰し、赤字の中、立憲民主党は、ガソリン代高騰に対するトリガー条項を発動せよと強く要求し、働く者(わたしたち)、生活者(わたしたち)の視点に立った政治への転換をしていきます。

🍎第一次産業・食をひっくり返す

田畑は人手が足りない分、農薬や化学肥料に頼らざるを得ず、他国では禁止されている除草剤などが日本では推奨されている現状。農薬まみれの食品を幼い頃から飲食するのが主流傾向になりました。機械化、合理化が進み、どんどん人間の在り方が視野狭窄されています。

山からどんどん人が離れ、田畑から人が離れ、山は荒地と化してきています。もはや近年の気候変動による災害に耐えうる土壌ではありません。

周りを海に囲まれた島国であり、国土を山に覆われた山国である、という特徴を両方持つ日本は、大変稀有な国です。森林は、100年前の方が植樹してくださって今のような山々が保たれています。今、荒地であれば次の100年後に森はもう存在し得ません。

昔の人々が繋いでくれたように地道に、山、田畑に人を戻し、雇用を生み出し、繋ぎ手を作り、植林活動、自伐型林業で持続的に次世代に渡せる保全共生社会に転換していきます。そして、地産地消を推進し、有機農業が標準化される優しい国づくりへ転換していきます。

そして、一番大事な食について、根本的に見直す必要性があります。今や、こどもたちの口に入る学校給食の品質供給が維持できていません。学校給食調理の民間委託が増え、さらにこの物価高で民間業者が倒産に追い込まれています。突然の給食停止で親も学校も、そして、子供たちがしわ寄せをかぶっています。現在の国の子ども予算に関する配分があまりにも少なすぎる為に、業者側がご苦労を強いられ、子供たちが煽りを食らっている、この現状を転換していきます。